地域のボランティア活動などへの参加で受け取ったポイントを、公共施設などで利用できる「ふくおかポイント」の実証実験が、10日から福岡市で始まりました。

これは、福岡市の高島市長が会見で明らかにしました。

「ふくおかポイント」は、自治協議会の役員就任や清掃活動など、地域の活動へ参加した市民にスマホアプリで付与されます。

貯まったポイントは、福岡マラソンへの優先的に参加する権利や、福岡市植物園でのキャンプなど、特別な体験にも使えるということです。

◆福岡市 高島市長
「税金を使って物を返すのではなく、ちょっとした行政の工夫でお返しできる形で気持ちをお返ししたい」

この実証実験は、福岡市の9つの校区で10日から始まり、約1年かけて課題の抽出や改善に取り組む予定です。

最終的には福岡市内全域に拡大する予定だということです。

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