公明党の山口代表は11日、熊本市を訪問し、環境省が水俣病被害者との懇談で被害者団体の発言中にマイクの電源をオフにした問題について、「丁寧に、被害者に寄り添う姿勢をきちんと持った上で対応していただきたかった」と、環境省の対応に苦言を呈した。

環境省はあらためて懇談会を開き、被害者から話を聞く機会を設けるとしている。山口代表は「なお、苦しむ被害者の方がいる、きちんと丁寧に寄り添う姿勢を貫いてもらいたい」と述べた。

また、懇談会について、熊本県知事が発言の機会として設定されている3分間は短いとして時間制限の撤廃を求めていることについては、「時間の設定の経緯は分からないところがあるが、話を聞くのが本義だ、ふさわしい方法を整えてもらいたい」と述べた。

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