鳥取県議会でつくるゴルフ同好会の会費を私的に流用したとして、鳥取県警は10日付で鳥取県議会の松田正議員を業務上横領の疑いで書類送検しました。

鳥取地方検察庁米子支部に業務上横領の疑いで書類送検されたのは、鳥取県議会米子市選挙区選出の松田正議員です。
松田議員は、議会内のゴルフ同好会の幹事だった2016年10月から2023年6月までの間に会費約250万円を引き出し、このうち約230万円を私的に流用。
23年9月に私的流用が発覚し、その後返金しましたが、一連の問題を受けて自民党鳥取県連から除名処分され、23年12月には県議会から辞職勧告決議を受けています。
一方、ゴルフ同好会は解散し、会員から警察に被害届が出されていました。
松田議員は「大変申し訳なく思っており、司法の判断を待ちたい」とコメントし、進退については明言を避けました。

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