自民党の梶山弘志幹事長代行は13日の記者会見で、公職選挙法違反（自由妨害）の疑いで政治団体「つばさの党」本部（東京・千代田）などが家宅捜索を受けたことについて「党として問題意識を持っている」と言及した。自由な選挙活動を確保するためにも「罰則強化を含め、今後党として議論していく」と述べた。
13日に警視庁捜査2課が4月28日投開票の衆院東京15区補欠選挙を巡り、拡声器を使い大音量で声を上げるなどして他陣営の演説を妨害した疑いがあるとして、党本部などを家宅捜索した。
梶山氏は会見で街頭演説について「候補者自身の主張を直接伝えられる貴重な機会だ」と強調した。選挙活動妨害を巡っては日本維新の会が取り締まり強化に関する公職選挙法改正案の「たたき台」を公表した。
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