4月に行われた衆議院東京15区の補欠選挙で、「つばさの党」の候補者や幹部が他候補の選挙活動を妨害した疑いがあるとして警視庁が関係先の家宅捜索に入ったことについて、選挙応援中につばさの党に車を追跡された立憲民主党の蓮舫参院議員は「まだ家宅捜索に入った段階なので、これからどういう捜査になっていくのか経緯を見守りたい」と述べた。

蓮舫氏は13日、FNNの取材に対し、つばさの党の一連の行為について、「公職選挙法では選挙の自由を妨害する罪がある」と指摘した上で、「そういう部分では、警察は何らかの確信を持って捜査に踏み切るのかなという思いでいる」と語った。

さらに蓮舫氏自身が候補者と街宣カーに乗車している際に、「つばさの党」から車で後ろを追跡された時のことについて、「ちょっと恐怖を感じた。地元の警察署に立ち寄り車を止めたが、その時に窓をどんどん叩かれ、マイクを使って大声で罵られた」と振り返った。

また、つばさの党の黒川代表が一連の行為に関し、「法律で許されている範囲のなかで、最大権利を行使している」と主張していることについて、蓮舫氏は「程度だと思う」と指摘した上で、「聴衆に対して演説を届けたい立場としては届けられないし、聞きたい聴衆にしてみたら聞けないというのは、それは権利とか自由、どちらが法律で処罰されるのかなと思う」と疑問を呈した。

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