共同通信社が11~13日に実施した全国電話世論調査で、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正の与党案について「評価しない」は79・7%に上った。政党から党幹部らに支出される政策活動費の扱いに関し、「使途を細かく公開」が52・0%で、「廃止」26・8%と続いた。岸田文雄首相が明言している物価上昇を上回る所得の年内実現について「実現しないと思う」が90・5%を占めた。内閣支持率は24・2%で、前回調査より0・4ポイント増。  政治資金パーティーの規制強化策は「収支報告書への不記載・虚偽記入の厳罰化」が42・7%で最多。有効回答者数は固定電話427人、携帯電話628人。


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