水遊びをする親子=東京都江戸川区の葛西海浜公園

総務省が12日公表した昨年10月1日時点の人口推計によると、外国人を含む総人口は1億2435万2千人で、前年同月に比べ59万5千人減少した。マイナスは13年連続。日本人は83万7千人減の1億2119万3千人で、比較可能な昭和25年以降で過去最大の落ち込みだった。高齢化も進み、働き手の確保が重い課題だ。

総人口の年齢別で、後期高齢者となる75歳以上は、団塊の世代が令和4年から加わり始めたことで71万3千人増の2007万8千人となり、初めて2千万人を超えた。将来を担う0~14歳は32万9千人減の1417万3千人で、全体に占める割合は11・4%で過去最低を更新した。

主要な働き手となる15~64歳は25万6千人減の7395万2千人。

人口推計は5年に1度の国勢調査を基にその後の出生・死亡、出入国の動きを反映し算出する。

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