「つばさの党」による選挙演説の妨害行為をめぐり、警視庁が家宅捜索した事件で、演説会場にいた人が「演説を聞き取れなかった」と証言していたことがわかった。

4月に行われた衆議院東京15区の補欠選挙で、「つばさの党」から出馬した根本良輔幹事長や黒川敦彦代表ら3人について、警視庁は、ほかの候補の街頭演説を妨害するなどした疑いで、13日、本部事務所などに家宅捜索を行った。

捜査関係者によると、ほかの候補者が演説するすぐそばで「つばさの党」側が大音量で演説していた行為について、実際に会場にいた人が「演説を聴き取れなかった」と警察官に証言したことなどから、自由妨害にあたると判断されたという。

警視庁は、計画性などをくわしく調べている。

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