福岡県議会主要会派の代表者らが4月に公費でドバイなどを視察した問題で、服部誠太郎知事は14日の記者会見で「県議会の海外出張は課題がある」との認識を示し、県議会が主体的に改善するよう香原勝司議長に申し入れたことを明らかにした。
服部知事は、公務で米ハワイ州を訪問した10日(現地時間)に同行した香原議長と面会し、改善を申し入れた。県民が県議の海外視察内容を知りたい場合は、同行職員が議長に報告する「復命書」を開示請求する必要がある現状を「良くない」と指摘し、「公費を使った海外出張であれば県民が早期に容易に知ることができるのが大切。どんな成果が得られたか県議会として説明することが必要だ」と述べた。【城島勇人】
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