政府は、正社員の男女の賃金格差は「入社3年目には生じている」との分析を示しました。

矢田総理補佐官
「職場における無意識な思い込みとか長年積み上げられてきた職場慣行によって、女性の活躍が阻害されていないのか、配慮という名前のもとで排除されてこなかったのかということをしっかりと見極めていかなければいけない」

 政府の、男女の賃金格差の解消を目指す対策チームでは、出席者した有識者から海外の航空会社では男性の客室乗務員の割合が高いのに、日本ではいまだに女性が中心だとの指摘が出ました。

 内閣府は、入社3年目ごろには労働時間の分布に明確な男女差があるとし、入社初期の配属や仕事内容の偏りを是正することが重要だと分析しました。

 政府は、男女の賃金格差をなくし、女性の活躍を推進することが日本経済全体の押し上げにつながるとして来月、対応策を取りまとめる方針です。

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