■派閥からのキックバック「1542万円」不記載
派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で不起訴となった元自民党の世耕弘成議員らについて大学教授が検察審査会に不起訴不当を申し立てる書類を送付しました。
自民党の参院幹事長だった世耕議員はおととしまでの5年間に、派閥からのキックバック1542万円を収支報告書に記載しなかった政治資金規正法違反の疑いなどで告発されました。
東京地検特捜部は世耕前参院幹事長と事務担当者について起訴するだけの証拠がない「嫌疑不十分」として、不起訴処分としました。
また、会計責任者は「起訴猶予」としました。
■「不起訴は不当」告発の教授が検審に申し立て
告発した神戸学院大の上脇博之教授は、15日、3人の不起訴処分は不当だとして、検察審査会に審査を申し立てる書類を送付したことを明らかにしました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。