【ローリー(米ノースカロライナ州)=秋山裕之】訪米中の岸田文雄首相は12日(日本時間13日午前)、韓国との外交に関し「引き続き首脳のみならず、あらゆるレベルで意思疎通を図ることは重要だ」と語った。10日の韓国総選挙(国会議員選)で与党が大敗したことに関する記者団の質問に答えた。
日韓関係を巡り「2023年から政治、経済、文化など様々な分野で協力が質・量ともに充実してきている」との認識を示した。「日本と韓国は国際社会の様々な課題に対応する重要なパートナーだ」と強調し、韓国は「大切な隣国だ」と話した。
総選挙の結果については「韓国の国内問題で具体的に申し上げることは控えなければならない」と回答した。米南部ノースカロライナ州の州都ローリーで記者団の取材を受けた。
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