知り合いの女性に対する不同意性交等致傷の罪に問われているスーパークレイジー君こと、元宮崎市議会議員の西本誠被告の初公判が行われ、西本被告は起訴内容を認めました。
スーパークレイジー君の名前で知られる元宮崎市議会議員・西本誠被告の裁判はきょう午前10時から宮崎地裁で始まりました。
起訴状などによりますと、西本被告は去年9月、知り合いの30代女性に対し、腕を引っ張るなどして宮崎市内のホテルに無理やり連れ込んだあと、両腕を押さえつけるなどの暴行を加えケガをさせた、不同意性交等致傷の罪に問われています。
西本被告は午前9時半ごろ、髪を黒く染め、スーツ姿で、妻や弁護士と一緒に緊張した様子で裁判所に入りました。その後、初公判で、西本被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
この裁判の争点は「量刑」です。冒頭陳述で検察側は、被害者はホテル内でも大声をだしたり踏ん張るなどして最後まで抵抗していて、西本被告の犯行の強引さや執拗さを指摘しました。
一方、弁護側は、西本被告が被害者に350万円の示談金を提示していることなどを明かした上で、性交が未遂だったことなどから、慎重かつ適正な審理をしてほしいと訴えました。
この裁判は裁判員裁判で審理され、判決は、今月24日に言い渡されます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。