参議院で政治倫理審査会が開かれ、派閥の裏金問題を巡り、まだ弁明を行っていない自民党議員29人の出席を求めることを全会一致で決めました。

立憲民主党 吉川筆頭幹事
「一言でも二言でもご自身の口からお話しいただくことで、問題の構造を明らかにして、実態の解明につなげて二度とこうしたことを起こさないということにつなげたい」

 これまでに弁明を行ったのは自民党を離党した世耕前参院幹事長ら3人にとどまっていて、政治資金収支報告書に不記載のあった残りの29人に対する出席の意向確認を行ったものの応じる議員はいない状況です。

 17日の政倫審では、残りの29人への出席を求めることを全会一致で議決しました。

 ただ、強制力はなく議員本人の判断に委ねられるため、実際に出席する可能性は低いとみられます。

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