自民党が政治資金規正法の改正案を決定し、国会に単独で提出した。

改正案をめぐって公明党と折り合えず、単独提出への手続きを進めた自民党。
17日午後の総務会で改正案を了承した。

しかし、パーティー券の購入者を公開する基準額を「10万円超」としたことなどに異論も...。

自民党・石破元幹事長「(公開基準は)ゼロが一番いいでしょう。議員の政治活動の自由度は確保しないといけないから10万円に(なった)」

森山総務会長は会見で、出席者から「今回の案で『自民党は変わった』と国民は思うだろうか」などの意見が出たことを明かした。

その後、自民党は改正案を衆議院に提出。

岸田首相が記者団の取材に応じた。

岸田首相「公明党とも力を合わせ、野党の意見も伺いながら、今国会での成立に向けて努力していきたい」

来週22日に特別委員会で審議に入る見通し。

一方、立憲民主党と国民民主党などが、改正案の内容について合意し、週明けの20日に共同提出する方針。

政党から議員に支給され、公開の義務がない「政策活動費」の禁止などを盛り込んだ。

日本維新の会も提出に向けた作業を進めている。

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