自民党の片山さつき政調会長代理は18日、札幌市内で開いた支持者との会合で、政治資金パーティーの裏金問題について「森喜朗元総理から『政界には前からあった慣行だ』と言われた。(安倍派が)やめなかったのは問題だが、それまでにやめていた派閥は全部セーフですから」と述べた。
会合には高木宏寿・復興副大臣(北海道3区)や支援団体の代表者など25人ほどが出席。派閥パーティー券の販売ノルマを超えた議員側へのキックバック(還流)について出席者の一人が「私は還付金だと思っている」と発言すると、片山氏がうなずく場面もあった。
片山氏は一連の発言の後、「今のままだとわれわれはまた野党だ」と危機感を強調。立憲民主党については「自民党の駄目なところは100も200もあるが、それでもこの人たちよりはまし」と主張した。〔共同〕
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