静岡県知事選挙はいよいよ今週末の26日に迫り、選挙戦は後半戦に突入しました。立候補しているのは、届け出順にいずれも新人で諸派の横山正文 候補(56)、共産党の森大介 候補(55)、無所属の鈴木康友 候補(66)、無所属の大村慎一 候補(60)、無所属の村上猛 候補(73)、無所属の濱中都己 候補(62)の6人です。

共産党の森大介候補は18日、県東部での支援を広げようと沼津市などの県東部で精力的に街頭演説を行いました。

強調するのはリニア建設への反対です。

森大介 候補:
岐阜県の瑞浪市というところで同じリニアの工事によって、工事現場の周辺14カ所の水位が低下し井戸水が枯れた。やっぱりリニアというのは地下深くをトンネルで行きますので、全線 東京から大阪までの86%トンネルですので、そこを貫くとなると地下水脈を破壊をしていく。住環境の悪化ということが、すでにもうこの岐阜県の例を待たずとも山梨の実験線でもそういうことが起きています

森候補はリニアのトンネル掘削が行われている岐阜県で、井戸などの水位が低下している問題に触れ、反対への理解を求めました。

また新貨物駅ターミナルの工事が進んでいるJR沼津駅の高架化事業について、見直す考えを示しました。

森大介 候補:
高架化をすることによってどれだけの経済効果が見込めるのか。そうした検証もままならないまま税金を投入をする。そういった今流れになっていますが、私自身はもう一度根本から見直していくべきだと考えています

告示後に森候補が県東部に入るのは最初で最後で、演説だけではなく支援者の声を聞く時間も設けました。

支援者:
ここに子供たちが遊んでいますが、この宝物がやっぱり将来平和であってほしい

森大介 候補:
思いを受け止めて平和が一番ということも、ぜひ力を込めて訴えていきたいと思います

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