防衛体制の強化に向け、政府が「特定利用港湾」に指定した石垣港に海上自衛隊の船が補給のため寄港しました。
入港したのは海上自衛隊沖縄基地隊に所属する「水中処分母船」です。
船は海中にある不発弾などの処分や捜索するもので、燃料の補給と乗組員の休養のため寄港したということです。
政府は今月1日、自衛隊や海上保安庁が訓練などで円滑に利用できるように整備する「特定利用港湾」に石垣港を指定しました。
海上自衛隊旭和久2等海佐:
「我々の通常の任務の中でこちらに寄港させていただいていますので、(地元からの反発)について私も承知していますが、通常の任務というところでご理解いただければ」
船は14日まで一般公開されていて、港の軍事利用に懸念を示す市民団体は、自衛隊の宣伝に利用しているとして、速やかに出港を求める抗議声明を出しています。
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