自民党の堀井学氏

 北海道苫小牧市の岩倉博文市長は21日の定例記者会見で、自民党道9区(胆振、日高)で支部長の堀井学衆院議員(北海道比例)の交代論が出ていることについて、「(次期衆院選で)堀井氏を推薦するのも、(交代して)後継を立てるのもどちらもいばらの道だ」との見解を示した。

 岩倉市長は「首長の立場としては与党の議員がいるといないではずいぶん違う」とした上で、「堀井氏が選挙で勝つのは難しいと思う。各地方支部が6月末の総会までにどう結論を出すか、9区管内の首長は見守っていると思う」と述べた。

 岩倉氏は道9区を地盤とし2000年から自民党の衆院議員を1期務めている。【平山公崇】

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