4月8日から7日間の日程でアメリカを訪れた岸田総理大臣は、日本時間の11日未明にかけてワシントンでバイデン大統領との日米首脳会談に臨み、防衛協力を深めるとともに、経済安全保障や宇宙など、幅広い分野での連携強化を確認しました。
そして、12日は議会上下院の合同会議で演説し、自由や民主主義に基づく国際秩序を守るため、日本もより大きな責任を担っていく姿勢を強調しました。
また、日米両国とフィリピンの3か国の首脳会談も行い、南シナ海や東シナ海での中国の動向を踏まえ、海洋安全保障協力を強化していくことなどで一致しました。
さらに、ノースカロライナ州も訪れ、トヨタやホンダの子会社の現地工場を視察するなどしました。
一連の日程を終えた岸田総理大臣は、14日午後2時半ごろ、政府専用機で羽田空港に到着しました。
政府関係者によりますと、岸田総理大臣は、このあとイランによるイスラエルへの攻撃について報告を受け、対応を協議することにしています。
また、15日以降、国会審議に加え、政治資金規正法の改正をめぐる議論や、衆議院の補欠選挙への対応などに臨むことにしています。
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