木原防衛相は24日の会見で、米軍が6月に太平洋地域で主催する大規模演習について、自衛隊が初めて参加すると明らかにした。
自衛隊が6月7日から18日まで参加するのは、米軍が2年に一度、太平洋地域で実施している大規模演習「バリアント・シールド」。
木原防衛相は会見で、「米国からの招待を受けて、今回初めて自衛隊が参加し、各種の戦術訓練を実施する」と述べた。
自衛隊からは約4千人が参加し、在日米軍基地のほか、青森県の海上自衛隊八戸航空基地や宮城県の航空自衛隊松島基地などが使用される。
木原防衛相は「我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増している」と指摘した上で、「統合作戦能力および日米同盟の抑止力・対処力を強化するとともに、同志国とのパートナーシップの拡大を図ることは極めて意義が高い」と強調した。
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