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蓮舫氏「小池都政のリセットが私の使命」 東京都知事選に出馬表明
蓮舫氏
出身は東京都。司会、報道キャスターなどを経て2004年7月の参院選東京選挙区で初当選し、現在は4期目。国民の注目を浴びたのは、09年の旧民主党政権時代。政府予算の無駄を洗い出す「事業仕分け」で仕分け人を担った。世界一の性能を目指す国産スーパーコンピューターの開発費を巡り、「2位じゃだめなんでしょうか」と官僚に厳しく詰め寄る姿が話題になった。 10年の参院選東京選挙区では過去最多の171万票を獲得。16年も112万票を得て、トップ当選を果たした。16年9月の民進党代表選では、前原誠司・現教育無償化を実現する会代表と玉木雄一郎・現国民民主党代表を破り、旧民主党時代を通じて女性初の代表に就任した。 だが、翌年7月の東京都議選では、告示前に党の公認予定者16人が離党。小池知事率いる地域政党「都民ファーストの会」に移った。都民ファーストの会は、追加公認を含めて55人が当選し第一党に躍り出た一方、民進党の獲得議席は過去最低の5議席と惨敗。蓮舫氏は1年足らずで代表辞任に追い込まれた。 その後、民進党は小池知事が立ち上げた希望の党、立憲民主党などに分裂。蓮舫氏は立憲民主党に合流し、党代表代行を務めた。 知名度の高さもあり、過去の都知事選でも常に野党系の候補として名前が挙がった。立憲民主党関係者によると、20年の前回知事選でも関係者が蓮舫氏の擁立に向けて調整していたが、新型コロナウイルス禍で小池知事のメディア露出が激増していたこともあり、出馬には至らなかったという。
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