28日の日本列島は前線や低気圧の影響で東日本や西日本で大雨となり、線状降水帯の予測情報が発表されている所もあります。フィリピンの東にある強い台風1号の周辺から、雨雲のもととなる暖かく湿った空気が、前線に向かって大量に流れ込んでいることが大雨の要因となっています。

今後、この台風1号は北東に進み、30日(木)午前9時には強い勢力ではなくなる見込み。31日(金)午前9時には日本の南の海上に進み、東日本に接近する可能性がありますが、暴風域はなくなる予想です。気象庁が28日午前11時に発表した全国の早期注意情報では、31日(金)に伊豆諸島で波浪の警報級の可能性が「中」となっているものの、大雨や暴風について30日(木)以降に警報級の可能性が「中」以上となっている地域はありません。

31日(金)正午の雨の予想。台風1号に伴う活発な雨雲は海上が中心だが、関東地方や東北南部では雨が予想されている。

ただ、台風周辺の湿った空気や、台風1号の後からやってくる前線や低気圧の影響で、関東地方では31日(金)から2日(日)にかけて雨の降りやすい天気が続きそうです。

また、宮城県内も31日(金)と1日(土)は雨が降る見込みです。仙台市では30日(木)から2日(日)にかけて、年に1度のポケモンGOの世界規模イベント「Pokemon GO Fest」が開催される予定で、SNS上でもすでに仙台の天気を気にするコメントがみられます。台風の直接的な影響はないものの、2日目以降に来場される方は傘をお持ちください。

初日の30日(木)は晴れて仙台の最高気温は25℃まで上がる予想ですが、2日目以降は最高気温が18~20℃と日中でもやや肌寒くなりそうです。

前回、Pokemon GO Festが開催された2023年8月の大阪・吹田市は猛烈な暑さだったようですが、今回の仙台ではむしろ体を冷やさないようにお気をつけください。

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