輪島市の日砂子地区では水道管は3月に復旧しましたが、枝分かれして住宅につながる給水管が壊れて水道の水を使えない住宅があります。

29日はその修理作業が行われ、輪島市から100キロ余り離れた小松市の業者が漏水しているパイプの代わりに新しいパイプを取り付けました。

能登地方では水道の修理業者が限られるため、県と業界団体は今月から能登地方以外の業者を手配する支援を始めていて、29日はその支援で手配されたということです。

修理を依頼した前田伸正さん(71)は、「水が使えないのが一番大変だったので、うれしいです。地元の業者ではいつになるか分からなかったので他の地域の業者を紹介してもらえて助かりました」と話していました。

石川県と業界団体による業者の手配は、能登地方の6つの市と町の住民が対象で、専用の窓口が7月末まで設けられています。

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