沖縄・那覇空港で31日、到着機の機体から一部の部品がなくなっているのが見つかるトラブルがありました。また空港周辺の視界不良の影響で、大幅なダイヤの乱れが発生しています。

那覇空港事務所によりますと、着陸後に部品がなくなっているのが見つかったのは、福岡発那覇行きのスカイマーク便で、垂直尾翼の避雷針がなくなっていたということです。

捜索のため、午前10時39分からおよそ15分間、2本のうちの1本の滑走路が閉鎖されました。また那覇空港の天候回復を待ち上空で待機を続けた影響で、燃料が足りなくなるなどした3機の旅客機が、米軍嘉手納基地に着陸しました。

嘉手納基地に着陸したのは羽田発の全日空467便、日本航空907便、福岡発のJTA53便の3便です。

また羽田発のJAL909便が関西国際空港に、同じく羽田発の全日空995便が鹿児島空港に、中部国際空港発のピーチ483便が石垣空港に着陸しています。


これら使用機の到着遅れの影響で欠航を決める便が徐々に増え、那覇空港では出発ロビーが混雑しています。

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