能登半島地震の影響で、新潟県内では多くの公立学校で建物が損傷し、このうち新潟市西区にある坂井輪中学校は、校舎を支えるくいや壁にひびが入るなど大きな被害が出て、今も校舎の一部が使えず、1年生は近くの小学校で授業を受けています。

このため市は、これまでに今年度以降、仮設のプレハブ校舎を建設する計画を示してきましたが、新たに校舎や体育館を全面的に建て替える方針を決めたことが関係者への取材でわかりました。

これまでの地盤の調査で安全性が確認されたため、同じ敷地内で建て替える方針で、市は今年度以降、基本構想を策定したうえで、設計や建設工事を行い、2030年の使用開始を目指すということです。

新潟市は、6月13日に開会する定例の市議会で、こうした方針を示すことにしています。

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