気象庁によりますと、上空の寒気や高気圧の縁をまわって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、西日本や東日本を中心に大気の状態が不安定になり、雨が降っているところがあります。

大気の不安定な状態は17日にかけて続く見込みで、気象庁は落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、それに、ひょうに注意するよう呼びかけています。

周囲が急に暗くなったり、冷たい風が吹いたりするなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保してください。

一方、これから18日にかけては、西日本から北日本の広い範囲に黄砂が飛来する見込みです。

物が肉眼ではっきり見える範囲の「視程」は、ところによって5キロ未満になると予想されています。

屋外で黄砂が洗濯物に付着するなどの影響が予想されるほか、特に見通しが悪くなった場合は、交通への影響が出るおそれがあり、気象庁が注意を呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。