今回の訓練は、能登半島地震の際、各地の道路が寸断されたことで警察や消防の救助隊がすぐに現場に到着できないケースがあったことを踏まえ企画されました。
13日は、重機の免許を持っている小金井警察署の警察官のほか、災害時に重機の貸し出しやオペレーター派遣の協定を結んでいる地元の建設会社の社員などおよそ30人が参加しました。
土砂に埋まっている車を発見したという想定で、警察官がチェーンソーを使って木を切断したり、建設会社の社員に手順を教わりながら、ショベルカーで掘ったりして取り残された人を救助していました。
訓練を企画した小金井警察署の濱崎久警備課長は「災害時には地域の警察官が真っ先に現場に行くことも多いので、重機の技術を向上させることでより迅速で確実な救助や復旧活動ができるように訓練を重ねていきたい」と話していました。
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