授業はあきる野市立一の谷小学校が行い5年生と6年生あわせて47人が参加しました。

学校の近くには多摩川の支流、秋川が流れていることから学校は水難事故防止に力を入れていて、14日は市内の民間のプールで水難学会の専門家から指導を受けました。

子どもたちはまず服の上からライフジャケットを着て、お互いに正しく着用できているかを確認しました。

そしてそのままプールに入り、川や海の中で遊んでいる際に流されたことを想定し、対応のしかたを教わりました。

プールは人工的に水の流れが作られていて、子どもたちは流されてしまったときに泳いで浅瀬などに戻ることがどれほど難しいのかを体験していました。

6年生の男の子は「ライフジャケットを着ていても波があると水を飲んでしまって、浮いているだけでも大変だということが分かりました。川に遊びに行くこともあるので気をつけたいと思います」と話していました。

指導にあたった水難学会の斎藤秀俊理事は「ライフジャケットを着ていても簡単には泳いで戻れないということがよく分かったと思います。きょうの学びを家庭でも共有して、日常生活の中でも危機意識を持ってほしい」と話していました。

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