気象庁によりますと、日本海を北東へ進む低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、北日本を中心に上空には寒気が流れ込む見込みです。このため、北日本から西日本にかけての広い範囲で、17日にかけて大気の状態が非常に不安定になると予想されています。

気象庁は、落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨、それに「ひょう」に注意するよう呼びかけています。

天気が急変するおそれもあり、冷たい風が吹くなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には頑丈な建物の中に移動するなど、安全を確保してください。

低気圧に近い北海道の日本海側などでは雨量が増えるおそれがあります。

また、梅雨前線の影響で沖縄・奄美では断続的に雨が降っていて、鹿児島県の奄美地方ではこれまでの雨で土砂災害の危険性が非常に強まっているとして、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

いったん雨が小康状態となっていても再び激しく降るおそれがあり、土砂災害や川の増水などに警戒を続けてください。

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