【大雨情報】東海、関東甲信で警報級の大雨おそれ　雨シミュレーションきょう１時間ごと…週末後半から日曜　九州～関東で大雨か　23日（日）までの雨シミュレーション

東海、関東甲信　警報級の大雨予想　東京など夜まで雨続く

前線が東シナ海を通って、西日本から東日本の南岸にのびています。前線上の低気圧が太平洋側を発達しながら東よりに進む見込みで、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいます。
　南西諸島と西日本から東日本では、大雨のおそれがあります。

▼近畿地方では、１８日夕方にかけて、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
▼東海地方では、１８日夕方にかけて大雨となるところがあり、警報級の大雨となる可能性があります。
▼関東甲信地方では、１８日夜のはじめ頃にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、１８日夜遅くにかけて大雨となるおそれがあり、警報級の大雨となる可能性があります。
▼奄美地方では、梅雨前線が１９日にかけて停滞する見込みで、大気の状態が不安定です。

雨シミュレーションでは、きょう夕方にかけて近畿、東海、関東甲信の太平洋側を中心に発達した雨雲がかかり続けるところがある予想です。東京や千葉など関東地方では夜遅くまで雨が残るところがある見込みです。

週後半から土日の雨シミュレーションでは、九州から関東で大雨のおそれがあります。

［近畿地方　雨の予想と防災事項］

１８日に予想される１時間降水量は多い所で、
　　近畿中部　４０ミリ
　　近畿南部　６０ミリ

近畿南部では、１８日昼過ぎにかけて土砂災害に厳重に警戒してください。近畿中部では、１８日昼過ぎにかけて土砂災害、河川の増水や氾濫に警戒してください。

［東海地方　雨の予想と防災事項］

１８日に予想される１時間降水量は多い所で、
　　愛知県　５０ミリ
　　岐阜県　４０ミリ
　　三重県　６０ミリ
　　静岡県　６０ミリ
１８日６時から１９日６時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
　　愛知県　１２０ミリ
　　岐阜県　１００ミリ
　　三重県　１５０ミリ
　　静岡県　２５０ミリ

東海地方では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。竜巻などの激しい突風、落雷、降ひょうに注意してください。

関東甲信地方では、１８日夜遅くにかけて、大雨となるおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

［関東甲信地方　雨の予想と防災事項］

１８日に予想される１時間降水量は多い所で、
　　関東地方北部　３０ミリ
　　関東地方南部　４０ミリ
　　甲信地方　　　４０ミリ
　　伊豆諸島　　　４０ミリ
１８日６時から１９日６時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
　　関東地方北部　１２０ミリ
　　関東地方南部　２００ミリ
　　甲信地方　　　１５０ミリ
　　伊豆諸島　　　１２０ミリ

［防災事項］
関東甲信地方では、１８日夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。ひょうも予想されますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

［奄美地方　雨の予想と防災事項］

１８日に予想される１時間降水量は多い所で、
　　北部　３０ミリ
　　南部　４０ミリ
１８日１２時から１９日１２時までに予想される２４時間降水量は多いところで
　　北部　１００ミリ
　　南部　１００ミリ

［防災事項］
　警戒事項：土砂災害
　注意事項：落雷、竜巻などの激しい突風

週後半から土日また大雨か　九州～近畿～東海～関東

週後半からの雨シミュレーションでは、週後半から土日にかけて、再び九州から関東までの広い範囲で大雨の可能性があります。
20日（木）ごろから再び九州から雨となり、21日（金）は九州を中心に雨、22日（土）には中国、四国、近畿、東海、北陸を中心に雨になり、22日（土）午後から23日（日）にかけて雨域は九州から関東まで広がり、中国、近畿、東海、関東には発達した雨雲も予想されています。
週後半からの雨シミュレーションは、画像で掲載しています。