西日本から東日本では、きょう(16日)夕方から17日にかけて、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

気象庁によりますと、西日本から東日本の上空約5500メートルに、氷点下15度以下の寒気が流れ込んでいます。

また、日本の東の高気圧の縁を回って、南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、西日本では大気の状態が非常に不安定となっており、積乱雲が発達して雷を伴った強い雨の降っている所があります。

午後6時現在、新見市などでは、ひょうが観測されているということです。【画像①~⑤】は午後10時過ぎまでの雨雲レーダーによる予想です。

【画像①】16日午後7時
【画像②】16日午後7時20分
【画像③】16日午後8時20分
【画像④】16日午後9時20分
【画像⑤】16日午後10時20分

このため、きょう(16日)午後6時現在、岡山県全域で竜巻などの激しい突風が発生しやすい気象状況になっており、岡山県全域に「岡山県竜巻注意情報」が発表されています。

雷や暴風、強風など積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

落雷、ひょう、急な強い雨にも注意してください。農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。

西日本から東日本では、これからあす(17日)にかけても、上空寒気や暖かく湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、所々で積乱雲が発達する見込みです。今後の気象情報に十分ご注意ください。

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