4月16日(火)は上空に流れ込んでいる寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定になっています。

 17日(水)の朝にかけて、北部を中心に雷雨の所があるでしょう。竜巻などの激しい突風やひょうにも注意が必要です。ただ、17日の日中は高気圧に覆われて晴れ、汗ばむ陽気になりそうです。気温は朝から高く、最低気温も15℃前後という所が多く、昼間は北部で22℃、中部と南部で25℃前後まで上がる見込みです。晴れても、空は黄砂で霞んでしまいそうです。

 17日の未明から、近畿地方には黄砂が流れ込んでくる見込みです。その後18日(木)にかけて影響が続きそうです。洗濯物や車が汚れてしまうおそれがありますし、アレルギー症状の悪化なども心配されます。全国的に黄砂が飛んで、見通しの悪化などに伴い、飛行機などの運航に支障が出るおそれもあります。また、黄砂には鉱物も含まれていて、こすると傷がついてしまう心配があります。お子さんが屋外で目をこすったりしないように、気を付けてあげてください。

 その先は20日(土)の日中にかけて大体晴れて、季節外れの暑さが続く見込みです。21日(日)は広い範囲でしっかりと雨が降りそうで、この雨を境に、行き過ぎた気温が落ち着いてくる見通しです。

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