宮崎県内は今夜遅くからあす明け方にかけて非常に激しい雨のおそれがあり、気象台は土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。また、線状降水帯が発生して急激に危険度が高まる可能性もあります。20日から21日の雨シミュレーションは画像で公開しています。

県内は梅雨前線の影響で大気の状態が非常に不安定となっていて、あす明け方にかけて断続的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降るおそれがあります。

予想される1時間降水量はいずれも多いところであすにかけて南部平野部と山沿いが70ミリ、北部平野部が50ミリとなっています。

また、あす午後6時までに予想される24時間降水量はいずれも多いところで、南部山沿いで250ミリ、南部平野部と北部山沿い200ミリ、北部平野部で150ミリとなっています。

線状降水帯が発生した場合は局地的にさらに雨量が増え、災害の危険度が急激に高まる可能性があり、気象台は土砂災害に厳重に警戒するとともに低い土地の浸水、それに河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。

[雨の予想]
20日に予想される1時間降水量は多い所で、
  南部平野部 70ミリ
  北部平野部 30ミリ
  南部山沿い 50ミリ
  北部山沿い 30ミリ
21日に予想される1時間降水量は多い所で、
  南部平野部 70ミリ
  北部平野部 50ミリ
  南部山沿い 70ミリ
  北部山沿い 70ミリ
20日18時から21日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  南部平野部 200ミリ
  北部平野部 150ミリ
  南部山沿い 250ミリ
  北部山沿い 200ミリ
 線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

[防災事項]
 厳重警戒:土砂災害
 警戒事項:低い土地の浸水、河川の増水や氾濫
 注意事項:落雷、竜巻などの激しい突風
 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

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