このイベントは日本サッカー協会などが能登半島地震の被災地の子どもたちを励まそうと開きました。

22日は元サッカー日本代表の巻誠一郎さんと永島昭浩さんが輪島市の小学校を訪れ、避難所や仮設住宅などで暮らしている子どもたちを含むおよそ40人が参加しました。

熊本県出身の巻さんは「ロアッソ熊本」に所属していた当時熊本地震が発生し、神戸市出身の永島さんは阪神・淡路大震災で実家が全壊するなど、それぞれ被災経験があります。

巻さんらは走り回らなくても楽しめる「ウォーキングフットボール」と呼ばれるサッカーを紹介し、子どもたちとミニゲームを行いました。

巻さんは「頑張れ」と大きな声で子どもたちを励まし、永島さんが強烈なシュートでゴールを決めると、会場から歓声があがりました。

参加した子どもたちも懸命にパスやシュートを放ち、9歳の男の子は「みんなで試合ができて楽しかったです。ゴールを決められて気持ちよかったです」と話していました。

巻さんは「熊本地震では多くの方に力を貸してもらっていて、今度は僕たちが応援する番です。みなさんに頑張ろうという思いを共有できたと思います」と話していました。

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