取り組みは、地震で避難するなどして顔を合わせる機会が減った子どもたちに集まるきっかけを作ってあげたいと、地元の輪島市や金沢市に住む人たちが企画しました。
16日は、地震とそれに伴う火災で大きな被害が出た朝市通りの空き地にメンバー6人が集まり、高さおよそ10メートルの支柱を2本立てました。
そして持ち寄ったこいのぼり合わせて10匹をひとつひとつ点検したうえで、支柱のロープに取り付けていました。
周辺で復旧工事が進められる中、復興を願って朝市通りの空に揚げられた色とりどりのこいのぼりは、風に吹かれて気持ちよさそうに泳いでいました。
取り組みを企画した近くに住む曽又耕作さんは「このような状況の中ですが、こいのぼりを揚げることで子どもたちが明るい声を出したり笑顔を見せたりできるようになってほしいです」と話していました。
朝市通りのこいのぼりは来月10日ごろまで見ることができ、5日の「こどもの日」には子どもたちを対象にしたイベントも実施するということです。
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