この取り組みは埼玉県住宅供給公社とカーシェアリングサービスの会社が地域の防災力強化につなげようと先月下旬から始めました。
新座市のおよそ100世帯が暮らす賃貸マンションの駐車場にはEV1台が置かれ、ふだんはカーシェアとして利用でき、災害時など停電した場合はEVに蓄えてある電力を集会所に供給します。
県住宅供給公社によりますと、災害時、集会所は住民に開放されることになっていて、室内にある電子レンジや湯沸かし器などが使えるようになるということです。
スマートフォンは最大およそ2000回充電できるということです。
マンションに暮らす40代の女性は「今は全部の情報をスマホから得ているので停電時に充電できるのはありがたい」と話していました。
埼玉県住宅供給公社管理事業部の高田宏哉副部長は「今後も災害に強い住まいづくりを進めていきたい」と話していました。
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