熊本県内は、線状降水帯の発生はなかったものの、けさは一時激しい雨が降りました。

記者「午前5時半です。熊本市中心部は先ほどからまた、雨が強くなってきました」

昨夜(27日)から大雨への警戒が続いていた県内は、明け方ごろから雨脚が強まり、局地的に激しい雨が降りました。

熊本市の住宅街では道路が冠水するところも。

午前8時半ごろに熊本市で1時間に38ミリ、阿蘇市乙姫でも1時間に42.5ミリの激しい雨を観測し、雨とともに風も強まりました。

梅雨前線の影響で、県内は夜のはじめ頃まで激しい雨が降る所があり、あす正午までの雨量は多い所で100ミリの見込みです。

気象台は、引き続き土砂災害などに注意を呼びかけています。

JR九州で一部運転見合わせ

大雨による交通への影響も出ています。

JR九州によりますと、けさの大雨で鹿児島線の上りや豊肥線の一部区間などで一時運転を見合わせました。※午後0時15分現在で鹿児島線は解除・再開

記者「運転見合わせにより、熊本駅は乗車を待つ人で混雑しています」

大学生「遅れているので乗れるかどうか怪しい」
仕事へ向かう人「駅にきたらこんなことになってるので、どうしようかと」
仕事へ向かう人「ここからタクシーを捕まえられるだけ捕まえて、移動をどうにかできれば」

通勤通学の時間帯と重なったため、駅の外にはバスやタクシーに切り替えた人たちの行列が伸びていました。

一時的に雨風ともに強まり、バスなどの到着を待つ人たちは傘を握りしめていました。

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