宮崎県内は、4日も危険な暑さで、3日連続の猛暑日となりました。
ここ数日の暑さで、宮崎のあのソウルフードのお店がにぎわいを見せているようです。

県内は4日も太平洋高気圧に覆われ、気温が上昇しました。

各地の最高気温は、宮崎市で36.6℃、西都市で36.5℃、美郷町神門で36.2℃などと県内17の観測地点のうち6地点で35℃を超える猛暑日となりました。

そんな中、宮崎市のこちらの店では…

(三浦功将記者)
「こんな暑い日こそ、辛いものを食べて汗をかいてさっぱりしたいという人が多いようです」

宮崎を代表するソウルフードの「辛麺」。
多くの客が来店し、注文の中には唐辛子を1、2、3、4…合わせてなんと15杯!

店によりますと、夏以外のランチタイムは辛麺の注文は70杯前後ということですが、本格的に暑くなったここ数日は100杯近くの注文が続いています。

来店した人たちは汗をかきながら麺をすすっていました。

(来店客)
「(食べる)うん…辛い」
「自然とみんな沸いてきました、辛いものが食べたいという気持ちが。ですよね!?」
「辛さも暑さも麻痺していいかなと思って…」
「にんにくも入っていますし、元気よくこの後も動けると思う」

(辛麺屋桝元大塚店 渋谷大志店長)
「辛麺にはにんにくが入っているので、汗をかいてもらってスタミナつけてもらって、この夏を乗り越えてもらえたらと思う」

県内は、5日も宮崎市の最高気温が36℃などと各地で猛暑日が予想され、この暑さは来週月曜日くらいまで続く見込みです。

スポーツ栄養士の中村優太さんによりますと、唐辛子に含まれるカプサイシンには、食欲増進や疲労回復、血流改善などの効果があるということです。

ただ、辛すぎると消化管に負担がかかるので注意が必要とのことです。

また、消防によりますと、県内では、4日、20代から70代の男女9人が熱中症の疑いで搬送されたということです。引き続き警戒が必要です。

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