西～東日本 午前から気温上昇 猛烈な暑さ 熱中症に厳重警戒を

気象庁によりますと、8日も西日本と東日本を中心に高気圧に覆われ晴れて気温が上がっています。

午前11時半までの最高気温は
▽千葉県市原市の牛久で36.9度、
▽和歌山県新宮市で36.5度、
▽茨城県つくば市や徳島県美馬市で36.2度、
▽三重県松阪市飯南で35.9度、
▽東京の都心で35.8度、
▽宮崎県延岡市で35.5度などと各地で猛烈な暑さとなっています。

このあとはさらに気温が上がり、日中の最高気温は
▽さいたま市や静岡市で38度と危険な暑さが予想されているほか、
▽東京の都心や名古屋市で37度、
▽京都市や高松市、鹿児島市で36度、
▽大阪市や福岡市で35度などと猛烈な暑さとなる見込みです。

湿度も高く、気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、兵庫県、和歌山県、広島県、島根県、徳島県、愛媛県、福岡県、大分県、長崎県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、大東島地方を除く沖縄県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

連日、熱中症とみられる症状で体調を崩す人が相次ぎ亡くなっている人もいます。環境省のホームページなどで「暑さ指数」を確認し、31以上の地域では外出をなるべく避け、室内では適切にエアコンを使用し、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給して下さい。また、お年寄りや乳幼児は熱中症にかかりやすいため、家族など周りの人たちは注意を促すようにしてください。