8日の新潟県内では、下越を中心に大雨が降り、新潟市・新発田市・阿賀町に一時『土砂災害警戒情報』が発表され、およそ7700人に「避難指示」が出されました。
雨はしばらく続く見込みで、9日夜遅くにかけて土砂災害に厳重な警戒が必要です。

新潟県内各地を襲った激しい雨は、降り始めから午後4時までの間に、新発田市赤谷と阿賀町津川で100mmを超え、三条市でも98.5mmを観測しました。

【記者リポート】
「正午過ぎの三条市上須頃では、周りの音が聞こえにくくなるくらい大粒の雨が、体を打ち付けています」
「こちらの道路は、一部冠水しています」

この雨で土砂災害の危険度が高まっているとして新潟県と新潟地方気象台からは、新発田市・新潟市・阿賀町に対して一時『土砂災害警戒情報』が発表され、これを受けおよそ7700人を対象に避難指示が出されました。

あわせて県内各地では「大雨洪水警報」なども出され、五泉市では「高齢者等避難」も呼び掛けられました。

雨は9日も続き、9日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴う激しい雨が降る所がある見込みです。
9日夕方までの24時間に降ると予想される雨の量は、いずれも多いところで、下越で150mm、上越・中越・佐渡で80mmとなっています。

新潟地方気象台では、9日夜遅くにかけて新潟県内全域で土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫に警戒するように、呼び掛けています。

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