国土交通省の信濃川河川事務所によりますと、8日午後長岡市寺泊で「大河津分水」の左岸側の斜面が幅70メートル余りにわたって崩れているのが見つかりました。

けが人はおらず、川や周辺の一般道への影響もないということです。

「大河津分水」は信濃川の氾濫を防ぐために明治から大正にかけて整備された全長9キロ余りの人工の川で、現在、大規模な改修工事が行われ、現場周辺では川底を補強する工事が行われていました。

河川事務所は8日の雨で地盤が緩んだことが影響したとみて工事を中止し、詳しい原因を調べたうえで必要な対策を取ることにしています。

新潟県では梅雨前線の影響で8日朝から雨が強まっていて、長岡市寺泊のアメダスでは8日正午までの1時間に28ミリの強い雨を観測していました。

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