富山県内は9日も富山で最高気温30℃を超え真夏日となりました。この暑さに加えことしは適度に降っている雨が旬を迎える夏野菜に甘味が増すなどの変化があるということです。

9日の富山県内は気温が上がり、富山では最高気温が31.5℃、秋ケ島で30.9℃を観測するなど真夏日となりました。

一方、ことしの梅雨はしっかりと雨が降る日があり例年にも増して高温多湿です。

そんな中、富山市のこちらの農園ではおよそ3ヘクタールの土地で60種類ほどの野菜を育てていて今、夏野菜が収穫の時期を迎えています。

ファーム杉林 杉林外文さん「こちらがピーマンです」

見せてくれたのは大きく育った「ジャンボピーマン」。重さは普通のピーマンの3倍から4倍のおよそ150グラム、長さは15センチから20センチ前後ですがことしは、大きいだけではないといいます。

高木健至記者「まったく苦みがないです。ものすごく甘いです。連日の暑さでピーマンの甘みも増した?」

ファーム杉林 杉林外文さん「いつもよりも甘く感じる」「ピーマン嫌いな子どもも喜ぶ」

杉林さんによりますとことしは、このところの暑さと適度な雨の影響で「大きい」だけでなく「みずみずしさ」と「甘さ」のある上々のピーマンに育っているということです。それだけではありません。さらに、ナスも…。

高木健至記者「全くえぐみがないです。甘いですね」

今月末から収穫の最盛期を迎える夏野菜たち。暑さが続き、収穫の作業は大変ですが、例年以上の生育に農家は喜んでいます。

高木健至記者「暑い日続いてほしいですか?もういやですか?」

ファームス杉林 杉林外文さん「全然大丈夫です。暑いのは」

ピーマンの卸売価格は1キロ573円から720円と安く、ナスは平均450円前後で平年並み物価高が続く中、お買い得な夏野菜が家計の救世主となりそうです。

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