床上浸水 住宅の男性「とても怖かった」
下関市の住宅地では、11日午前1時半ごろから近くを流れる小さな川の水があふれて周辺に流れ込み、住宅の浸水や道路の冠水による通行止めなどの被害が出ました。
このうち、中村正男さんの住宅は床の上まで水につかって1階の居間の畳が水浸しになり、ガレージに駐車していた車の一部も水につかったということです。
中村さんは妻と2人暮らしで、2階で寝ていたため、浸水に気が付かなかったということです。
中村さんは「この家に暮らし始めて20年以上になるがここまで水につかったのは初めてでとても怖かった」と話していました。
「土砂崩れで建物の出入り口ふさがれた」との通報も
下関市によりますと、11日午前6時20分ごろ、下関市筋川町にある住宅と音楽スタジオを兼ねた2階建ての建物の住民から「土砂崩れで出入り口がふさがれ出られない」と、消防に通報があったということです。
市によりますと、この建物の横にあるのり面の土砂が高さ6メートル、幅14メートルにわたって崩れ、建物の住居部分の2階に上がるための階段が土砂に覆われて出入りできなくなっていたということです。
住宅には女性1人がいましたが、駆けつけた消防によってすぐに外に出ることができて、けがはないということです。
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