調査を行ったのは、大規模な災害が起きた際に被害の把握や復旧支援に取り組む国土交通省の緊急災害対策派遣隊「TECーFORCE」です。
松山市からの要請を受け14日午後、隊員3人が市の担当者などと土砂崩れが発生した松山市緑町で調査を行いました。
隊員らは大量の土砂や木が流れ込んだ住宅や、泥水につかった道路を目視で確認して写真を撮り、どのくらいの土砂が堆積しているのかなど被害の状況を確かめていました。
国土交通省によりますと、土砂を撤去するにあたって国の補助制度もあるため、松山市に制度の詳しい内容についても説明したということです。
派遣された国土交通省都市安全課の桜井昌彦課長補佐は「マンションのベランダにも木がぶら下がっている光景を見て、改めて大きな災害だと認識した。生活の再建や復旧にあたっては流れ込んだ土砂の撤去が第一歩だと思うので、今後、愛媛県や市の方針を聞きながら国として支援していきたい」と話していました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。