米津龍一気象予報士:

あすのお天気ポイントはこちら。

晴れ間があり、猛暑が復活しそうです。

といいますのも、梅雨前線というのは、この近くには分厚い雲が広がっていまして、

さらに南の方に薄い雲が広がっているんです。

きょうは比較的この分厚い雲に覆われた時間もあったんですが、あすこの前線が次第に北上してきます。

すると出てくるのは日差しとなります。

あすは雲が広がりますが、晴れ間もありますので、これによってきょうよりもさらに気温が上昇する見込みです。

今後の天気はどうなるのか見ていきます。まず梅雨明けはもう間近と見ています。

梅雨が明けたとなると、この太平洋高気圧に覆われて例年だともう晴れて、暑いパターンなんですけど、今年はちょっと違いそうなんです。何が違うのか。

この太平洋高気圧が例年通りにしっかり覆われる日もあれば、このように
部分的にしか覆われないパターンもあるんです。

これになると、この高気圧の縁を回って、雨雲のもととなる暖かく湿った空気が入りやすくなります。

そうなると、午前中晴れていたのに午後になって急に雷を伴った雷雨となる可能性、要は夕立タイプの雨が今年は起こり得るということなんです。

実際に天気トピックスで見ます。

関東甲信の梅雨明けは最短であすと見ていますが、こればかりは気象庁が判断することですので、遅くとも20日ぐらいまでには明けるんじゃないかと見ています。
21日の日曜日以降は晴れの日が続きますが、雷マークも付けています。これは急な雷雨が起こり得ますので、21日以降は猛暑と天気の急変にくれぐれもお気をつけください。

この22日の月曜日が二十四節気の一つ「大暑」で最も暑さが厳しくなる頃と言われています。

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