那覇では19日、観測史上最高気温の36℃を観測しました。

梅雨が明けてからまとまった雨が降っておらず、沖縄周辺の海水温がかなり高いため、暖かい空気が流れ込みやすい状況になっていることが原因と考えられます。

【画像 1】7月18日の沖縄周辺の海水温(引用:気象庁HP)




週末は猛暑 来週は熱帯低気圧が北上

来週はガラッとお天気変わりそうです。衛星画像からみていきましょう。

【画像 2】19日午後7時30分の衛星画像(引用:気象庁HP)

台風のたまご、熱帯低気圧が2つ発生しています。

このうち南シナ海でフィリピンより西に位置する熱帯低気圧は、さらに発達してあすまでに台風になる見込みですが、日本への影響はありません。

注意が必要なのは、フィリピンの東にある熱帯低気圧です。海水温の画像資料にあるように、沖縄付近では31℃、その周辺も30℃とかなり高くなっています。

そのため、この熱帯低気圧は今後さらに発達した状態で北上、沖縄に接近するおそれがあります。

【画像 3】48時間後の熱帯低気圧の予想位置(引用:気象庁HP)

【画像 3】で、フィリピンの東で「TD」記された赤字が、48時間後の熱帯低気圧の予想位置です。まだ進路は定まっていませんが、沖縄地方に影響を及ぼすおそれはあります。

この週末のうちに家の周りを片付けるなど、早めに台風に備えておきましょう。

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