法要が営まれたのは、地震によって大きな被害が出た輪島市門前町にある「總持寺祖院」です。

20日は、地震で中止された地元の祭りで毎年披露されていた「櫛比太鼓」が地元の子どもたちによって奉納されました。

その後、地震のあと初めて迎えるお盆を前に法要が営まれ、寺の正面の山門で僧侶およそ30人が集まって被災地の1日も早い復興を祈願しました。

読経が行われる中、寺を訪れた人たちは、焼香をしたり静かに手を合わせたりして犠牲者を悼んでいました。

曹洞宗石川県宗務所の屋敷智乗所長は、「地震以来、供養をつとめたいという気持ちがずっとありました。お盆を前にきょうは亡くなられた方の魂が少しでも安らぎ、皆さんが前向きに歩んでいけるようにという思いを込めました」と話していました。

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