東北地方にある梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響などで、東北地方や関東甲信地方では大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
気象庁は、東北地方では30日にかけて警報基準を超えるような大雨が続くとして、河川の増水や氾濫、土砂災害や低い土地の浸水に厳重に警戒するよう呼び掛けています。
気象庁によりますと、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響などから、東北地方や関東甲信地方など各地で大気の状態が不安定となっています。
27日夜遅くにかけて雷を伴って激しい雨が降る所がある見込みで、その後も30日にかけて東北地方や新潟県では大雨となる所がある見込みです。
雨の予想
▽27日に予想される1時間降水量（多い所）
東北地方 40ミリ
関東甲信地方 60ミリ
▽28日に予想される1時間降水量（多い所）
東北地方 40ミリ
新潟県 40ミリ
▽28日午後6時までの予想24時間降水量（多い所）
東北地方 150ミリ
新潟県 100ミリ
関東甲信地方 80ミリ
▽29日午後6時までの予想24時間降水量（多い所）
東北地方 200ミリ
新潟県 100ミリ
▽30日午後6時までの予想24時間降水量（多い所）
新潟県 120ミリ
気象庁は、東北地方では30日ごろにかけて河川の増水や氾濫、土砂災害、低い土地の浸水に厳重に警戒するよう呼びかけています。また新潟県では28日昼過ぎから30日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。
また27日の夜遅くにかけては、東北地方や関東甲信地方など広い範囲で、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意するよう気象庁が呼び掛けています。
局地的な強い雨となる所がありそうです。今後の気象情報に注意してお過ごしください。
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