酒田市では先週の記録的な大雨で川が氾濫するなどした影響で浸水被害があった住宅は、およそ300棟にのぼっています。

氾濫した荒瀬川の近くの住宅街では道路の一部に泥が残るなか、住民たちが朝早くから家の外に出した、ぬれた家電製品やたんすなどが使えるかどうか確認していました。

また、ほかの住宅の前にはぬれて使えなくなった畳などが並べられていました。

30日午前5時ごろから夫婦で後片づけをしているという50代の男性は「午前中に雨が降る予報だと知って、それまでに使えるものと使えないものを分別する作業をしています。屋内にまだかなりの水が残っているので、今後は水や泥を取り除く作業をする予定です」と話していました。

また、男性の妻は「せっかく外に出したものが雨で再びぬれると作業が倍になってしまうのでなんとか小降りで終わってもらいたい」と話していました。

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